ミックス犬

ミックス犬をやめたほうがいい理由は?多頭飼い&初心者繁殖は超危険!

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皆さんはご自分のワンちゃんの子どもを取り上げたいと考えたことはありますか?

うちでは早々に避妊・去勢手術を受けさせてしまったので、残念ながらその夢は叶いませんが、可愛い我が子の成長を見ている内に、愛犬が産んでくれる子犬の顔も見てみたいなぁと考えてしまうのはきっと私だけではないはず!

実際に私の友人のお宅では、トイプードル×トイプードル、チワワ×チワワといったように同じ犬種同士の交配を経て、親犬と子犬たちで多頭飼い生活をしているご家庭も多数存在しています。

では、ここ数年で人気が急上昇中のミックス犬はどうでしょうか?

その人気が高じて、最近ではミックス犬の多頭飼いをしているご家庭も多く見られます。

しかし、ミックス犬同士の交配については、まだまだ知られていない事もたくさんあるようです。

ケロっぴ
ケロっぴ
ミックス犬同士の繁殖に危険はないの?

種類が豊富で人気のミックス犬ですが、一部ではミックス犬自体をやめたほうがいいと否定的な意見もネット上ではちらほら見かけます。

そのような意見が出る理由はなぜか?

今回はミックス犬の多頭飼いについて、ミックス犬の初心者による繁殖はやめたほうがいい危険とされる理由について、深堀りしていきたいと思います!

 

ミックス犬をやめたほうがいい理由は?

ミックス犬をペットショップで見かけることが多い今日この頃。

特に人気があるのが「マルプー」「チワックス」「ポメチワ」あたりで、わりと周囲でも見かけることが多い気がしますね。

ケロっぴ
ケロっぴ
みんな小さくて可愛い子ばかりだよね!

こんなに可愛くて大人気のミックス犬ですが、愛犬家の中では賛否両論もあるようです。

そこには一体どんな事情があるのか見ていきましょう。

 

流行が先行しつつあるミックス犬

ミックス犬の人気の秘密は何と言っても唯一無二の個性

どのワンちゃんでも当然産まれてくる子たちは父親、母親の特性を引き継いだ容姿や性格を引き継ぐわけですが、どちらの個性が強く出るかが分からないのがミックス犬です。

さらに毛の色が変化したり、身体の大きさが予測できなかったりと、成長過程における変化が予測できないところも飼い主さんにとっては楽しみの1つでしょう。

そして、良くも悪くも日本人は昔から流行に流されやすい一面があります。

とある消費者金融会社のCMで起用されたチワワが可愛すぎる!という理由で、日本でのチワワの人気が一気に高まったのを皆さんはご存じでしょうか。

ケロっぴ
ケロっぴ
覚えてる!うるうるした瞳が印象的だったよね!

あれ以来、チワワの人気はいまだ衰えることを知りません。

また「マルモのおきて」というドラマをきっかけに、ミニチュアシュナウザーを飼い始める人が増えた事も記憶に新しいです。

ミックス犬は確かにそれぞれの個性は違うので、唯一無二という言葉は当てはまるかもしれません。

しかし、ミックス犬のブームでミックス犬を繁殖するブリーダーや扱うペットショップが増加し、それを見て「可愛い」「珍しい」と購入する飼い主さんが増えているのもまた事実です。

 

ミックス犬は「いいとこ取り」ばかりじゃない!

ミックス犬は異なる純血種同士の掛け合わせで、両方のいいとこ取りという話をよく耳にします。

実際のところ、そんな単純な話でもないようです。

某ペット保険による人気犬種ランキング2022年度版(新規契約頭数)では、ミックス犬はトイプードル・チワワに次いで第3位。

抜け毛が少なく躾も入りやすく賢いとされるトイプードル、一人暮らしの部屋の広さでも飼えるチワワは選ばれる理由がわりと明確ですが、その点においてミックス犬はどうでしょうか。

もちろん「可愛い」という理由だけでワンちゃんを迎えるのは悪い事ではありません。

でも犬と一緒に生活するにあたって、自分の生活スタイルに合った犬種を選ぶことは非常に重要なポイント。

極端な話ですが、体力のないご高齢の方ならば、かなりの運動量が必要になってくるボーダーコリーといった犬種はまず選ばないでしょう。

鼻炎アレルギーがある人であれば、なるべく抜け毛の少ない犬種を迎えようと思うはず。

ケロっぴ
ケロっぴ
一緒に暮らすとなると、可愛いってだけでは難しいってことだよね

たとえば「チワプー」は抜け毛の少ないトイプードルと小柄な体のチワワのミックス犬ですが、必ずしも抜け毛が少ないかというと断言はできません。

またトイプードル自体が身体の大きさに個体差があるので、「チワプー」なのに予想外に大きくなってしまった!という事も。

このように予測していない変化も現れてくるのがミックス犬の特徴なので、それもひっくるめて、可愛がってあげられる余裕を飼い主さんが持つことが大事と言えますね。

 

ミックス犬の多頭飼い&初心者繁殖は超危険!

最近私の周りでもミックス犬の多頭飼いをしているご家庭が増えています。

特定の純血種の犬を飼っていると、その犬種の魅力にドはまりしてしまって、次に迎えるワンちゃんも同じ犬種を選ぶ傾向があるのはよく耳にする話。

ミックス犬についてもそれと同じような現象が起こっているようで、ミックス犬の魅力にハマってしまった飼い主さんが別の個性を持ったミックス犬を買い求める人も多いとか。

ここではミックス犬の多頭飼いについて、また初心者による自家繁殖はどうなのかお話させて頂こうと思います。

 

ミックス犬の多頭飼いは危険?

ミックス犬を飼い始めて、その個性的な容姿や個性に魅了される飼い主さんが多数いる中で、次のミックス犬を迎えたいと思われる方も多いのではないでしょうか?

その理由として留守中に先住犬が寂しくないようにというのが一番の理由に挙げられることが多いようです。

では実際にミックス犬の多頭飼いは危険なのかどうか?

答えはノーです。

よっぽど経済的、時間的に余裕がないという方を除いては、多頭飼いに踏み切ることは決して悪い事ではありません。

ケロっぴ
ケロっぴ
家族が増えるのは嬉しい事だしね!

ただし、ミックス犬・純血種に限らず、どんな犬にも相性の良し悪しは存在します。

先住犬との相性や性格次第によっては、仲良く遊ぶどころか喧嘩してばかりして、こんなハズじゃなかった…ということになりかねない場合も。

それでも、新しいミックス犬を迎えたいと考えているのであれば、出来ればペットショップでの購入ではなく、実際に子犬を見学できる犬舎のブリーダーさんに相談してみるなどの対策は必要です。

そして、子犬を迎える前に先住犬のしつけを完了させておく、先住犬の性格を把握しておく、迎えた直後も先住犬を優先させる、などの配慮はしましょう。

ケロっぴ
ケロっぴ
せっかく先住犬のために迎えても、ストレスになるようなら本末転倒だしね

最終的には同じ空間で一緒に生活できるようにするためにも、そのような注意点を踏まえて、先住犬と新入りのワンちゃんにそれぞれ上手に接していけば、今まで以上の幸せな時間がきっと待っているはずですよ!

 

初心者の繁殖が危険な理由

このTwitterでは、身体の大きなウルフドッグと世界一小さいとされているチワワを交配させた時の過去の事例を紹介。

母親となる犬種が明らかに小さい身体の場合、子宮の中で子犬の身体が大きくなりすぎて、子犬が窒息する・母犬が出産に耐えられないといった理由から作出・繁殖を禁止されたという過去があります。

ケロっぴ
ケロっぴ
逆に母犬の身体が大きかったら?

母体が大きい分には問題は無さそうですが、胎児の身体が小さすぎて流産してしまうケースもあるようです。

またフレンチブルドッグを例に挙げると、頭部が大きいために自然分娩での出産が困難なので、帝王切開で出産させるというのは有名な話。

このようにプロのブリーダーでも無事に出産させるのが困難な犬種も存在するので、愛犬の出産を考えられている方は素人による交配・繁殖は控えて、しかるべきプロのブリーダーに任せた方が安全と言えます。

他にも犬種によっては毛色やサイズによって掛け合わせ上のタブーが存在したり、遺伝病の管理が大変だったりと、犬の出産は一筋縄ではいかないことだらけ。

そして人間が思っている以上に、犬の出産は命がけなのです。

もし、無事に子犬を取り上げることが出来たとしても、自宅で全ての子犬の面倒を見きれない場合は友人や親戚といった引き取り先に苦労してしまう可能性もあるため、安易に自宅での繁殖・出産はおすすめできません。

ちなみに、子犬の譲渡は無料であれば問題ありませんが、有料譲渡は動物取扱業の登録をしていないと法律違反になるのでご注意くださいね。

 

ミックス犬は一代限りと言われる所以

ブリーダーさんやペットショップでミックス犬を購入する時に1代限りでの飼育を勧められたりすることがありませんか?

それでも、愛犬の産んでくれる子犬が見たいばかりに、ミックス犬第2世代(以下F2)の出産をする方も中にはいるようで…。

ミックス犬が1代限りの愛犬と言われているのには、諸説理由があります。

ケロっぴ
ケロっぴ
例えばどんな理由なの?

1代目のミックス犬(以下F1)は確かに可愛い容姿を兼ね備えている子も多いですが、実は産まれてくる子犬の中には可愛い子だけでなく、容姿に問題がある子犬や生まれつき身体が弱い子、奇形な子なども少なくありません。

そのような子は当然ながらペットショップの店頭に並ぶことは無く、また純血種であれば繁殖犬としての道も残されますが、ミックス犬には繁殖用としての道も残されていないのです。

さらにF2ミックスの子に関して言うと、先代の子には表れなかった劣性遺伝子が出やすいと言われているため、産まれてきた時にすでに先天的な病気を抱えていたりと言う問題もあるとか。

よく昔から雑種犬は身体が強く寿命も長いと言われますが、雑種犬は何世代にも渡って様々な犬種が混ざり合った上で、弱い雑種は自然淘汰され、強い雑種が残ってきたという歴史があります。

ミックス犬は雑種とはその辺の性質が全く異なるので、掛け合わせれば単純に強い個体になる保証はありません。

優良なブリーダー達が新種の犬種を生みだそうとする時には、様々な犬種の特徴や遺伝子を長い年月をかけて研究し、病気に強く、バランスの良い犬を作出するために交配・繁殖を繰り返します。

今存在している多くの純血種も、元を正せばミックス犬ではありましたが、「可愛い」「珍しいから」という犬種を生み出すためのブリーディングをしている訳ではありません。

そういった知識がないままで、安易に病弱なF2世代のミックス犬を増やすことは犬にとっても、非常に不幸なことのように感じます。

とても可愛いミックス犬なのに、一代限りで飼育するべきであるという意見があるのは、そういった経緯が関係しているという事を知っておきたいですね。

 

まとめ

 今回はミックス犬をやめたほうがいいとされる理由、ミックス犬の多頭飼いや初心者による自家繁殖によって起こりうる危険について解説してきました。

ケロっぴ
ケロっぴ
初心者が交配・繁殖させるとなぜ危険なのかがよく分かったよ

これからもミックス犬の人気が高まれば高まるほど、その都度様々な意見も出てくることでしょう。

私はミックス犬を飼う事に対して、一概にやめたほうがいいとは思っていません。

ワンちゃんを迎えることになった理由は家庭によってそれぞれですし、また先住犬を大切に思った上での多頭飼いという選択をする方の気持ちもよく分かります。

大切なことは、愛犬を最期までお世話をする責任と覚悟を飼い主さん側が持つこと。

その気持ちを忘れることなく、10数年という短い年月を愛犬と寄り添いながら楽しい生活を送れることを願ってやみません。