ミックス犬のあれこれ

ミックス犬は子供産むの?ペットショップ引き取り犬の出産や繁殖は難しい?

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今、ミックス犬の人気が高まっているのはご存じでしょうか?

ペットショップに見に行ったときに、「カワイイミックス犬に出会い運命を感じた!」や「ミックス犬の顔が可愛すぎる!」「たまたま引き取った子がミックス犬だった。」

など、今や、ミックス犬を飼う飼い主さんも少なくありません。

ですが、ミックス犬を引き取り子供が欲しいけど、ミックス犬は普通の犬種と違うから子供産むのは難しいだろうなぁ…そう思われる方も多いとか。

では、ミックス犬は子供産むのでしょうか?

ミックス犬のペットショップ引き取り犬は、繁殖や出産に向いてないと聞いたんだけど?その心配をされている方もいることでしょう。

ここでは、繁殖や出産のリスクは、普通の犬種と比べて難しいのかお調べしましたので一緒に見ていきましょう。

 

ミックス犬は子供産むの?

結論を言いますと、出産自体は可能なんです!

このツイートでも母犬がミックス犬で、四匹はそこから生まれた、ミックス犬Xミックス犬の子犬になるようですね。

このように、ミックス犬も普通の犬種と同様に発情し妊娠する機会があります。

ケロっぴ
ケロっぴ
避妊手術をしていなければ妊娠は可能だよ。

 

今流行りのミックス犬とは?

この犬はマルチーズxポメラニアンを両親に持つミックス犬です。

ケロっぴ
ケロっぴ
くりくりとした丸い瞳と、ふわふわな毛がとても愛らしくて、カワイイ!!本当に癒やされるね~
ケロっぴ
ケロっぴ
うんうん。可愛くてたまんないよ。可愛すぎる!!

このように、ミックス犬とは2種以上の異なる純血犬種の犬同士が組み合わされて生まれた犬のことを言います。

別名「ハーフ犬」や「ハイブリッド犬」とも呼ばれているんだとか。

ミックス犬と雑種犬との違いは、親犬に血統書が発行されている場合が多く、雑種犬よりも親の特徴を多く引き継いでいる事が多いのです。

ちなみに雑種犬の大半は自然交配ですが、ミックス犬は意図的に交配されるのが特徴。

ミックス犬は両親同士の特徴に違いが大きい事から、どれぐらい親犬の特徴を引き継ぐのか予想できず、顔立ちや毛色など、成長の過程を楽しめるところが最大の魅力の1つ♡

加えて、その子ならではのビジュアルも大きな魅力です。

同じ両親を持っているのに、顔や性格が全然似てなかったり、体の大きさにも違いがでたり、一匹一匹、唯一無二の容姿が飼い主さんの心をくすぐるのかもしれませんね。

 

子供産むことはできるがおすすめしない理由

実は、犬には犬種ごとに発症しやすい遺伝的疾患が存在するのです。

その遺伝的疾患が出ないようにするにはどうしたらいいのかというと、ミックス犬の親犬や祖父母犬の病歴などをチェックする必要がありますね。

しかし、ミックス犬には血統書がないので確認が出来ません。

加えて、ミックス犬の子供は、同じ犬種同士とは違って、願っていない容姿で生まれてくることもあり得るんです!

特に、2代目以降は両親の特徴から大きく離れる可能性が高いと言われていました。

そして、成長して大人になっても「ミックス犬」というのはどんなに可愛くても引き取り手を見つけるのが難しいのが今の現状…。

愛犬に似た子が欲しいと思いますが、愛犬の命、出産後の心配、飼い主さんの大変さを考えるとおすすめ出来ません。

 

ミックス犬のペットショップ引き取り犬の出産や繁殖は難しい?

実は、ペットショップ引き取り犬は、繁殖や出産には向いていないと言われています。

このように飼われる前から繁殖・出産を経験しているのも理由の1つですが、遺伝情報の中に遺伝的疾患を持っている犬は、繁殖出来ません。

そのため、ブリーダー(動物の繁殖や改良をする人)と言われる人達は、疾患の情報を受け継いでいても、1代が健康で生きられる状態なら売っているそうです。

また、ペットショップのミックス犬は無理な繁殖をしている場合もあるので、ペットショップから引き取ったミックス犬の繁殖をする際には、十分な注意が必要です。

 

素人のペットの繁殖は難しいうえに危険!


ブリーダーさんなら大きさや顔立ちを予測して繁殖しますが、このツイートでは、大きさが規格外となっています。

出産時に母犬が耐えられるのであれば大丈夫ですが、両犬の特徴をどれだけ引き継ぐかによって大きさが変化するため、大きさに耐えられない場合も。

犬に限らず猫にしても繁殖について詳しい獣医師の数は少なく、犬種特有の遺伝的疾患についても詳しい獣医師の数も多くありません。

素人繁殖の子供の死亡確率は30%、先天性の問題(遺伝的疾患)を抱えて生まれる確率はなんと50%以上だそうです!

ケロっぴ
ケロっぴ
ええ!そんなに危なかったの。知らなかったよ(>_<)

また、ミックス犬は毛色の掛け合わせ1つで悲惨な目に遭う事もあり犬が健康で生まれてくるには知識が必要なのです。

例えば、親犬がミックス犬の場合、繁殖の時に考慮すべき情報が入手しにくいとか…。

無事生まれてから検査を受けると、内臓疾患が見つかったなどということもあり得ない話ではありません!

その点では普通の犬種の繁殖よりも健康面を配慮するのが難しくなってきますので、素人での繁殖ではなく知識のある健全なブリーダーさんに繁殖を任せましょう。

 

ミックス犬|出産はリスクが伴うことを理解する必要がある

「犬は安産の守り神」というイメージがありますが、どの動物でも出産は命がけ!

犬も例外ではありませんし、小型犬になればなるほど難産になりやすく母子ともに死亡するリスクもあります。

妊娠しエコー時は問題はなかったのに、出産時に大量出血になったなどということを経験した飼い主さんもいました。

特にミックス犬同士の子供となると普通の純血種に比べて、母親と父親の個体差の違いが大きく、生まれてくる子供の体の大きさに母親が耐えられないなどの問題が出てくる恐れも考えられます。

出産にはリスクがつきものですので、万が一の場合に備えて、獣医さんと相談しながら出産に臨みましょう。

 

まとめ

ミックス犬の繁殖、出産に反対するわけではありませんが、ミックス犬の方が、他の犬よりも、子供産むということに、リスクが高く、難しいということは事実。

それに他の犬と比べて出産や繁殖には、知識や情報が必要になってきます。

犬の繁殖を専門にしているブリーダーさんさえも、難しいというぐらいでした。

ですから、ペットショップなどでミックス犬と出会ったり、ペットショップから引き取りをしたのなら、愛犬の体の事を考えて、1世代で大事にされることを強くおすすめします。

またこの記事を読んで、ミックス犬の引き取りを考えている、もしくは、ミックス犬の子供産むことを望んでいるという方もいるかもしれません。

ですがあなたの愛犬のためにも血統書や相手、病気、繁殖、出産に至るまで真剣に相談に乗ってくれる専門家をぜひ探しましょう。

そして、唯一無二のミックス犬が無事に生まれて育つことを祈っています。

ありがとうございました。