犬の豆知識

小豆柴がかわいそう&失敗と言われる理由は?ヤバい交配方法から販売までを調査!

小豆柴 かわいそう
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小豆柴(あずきしば)という小さな柴犬を知っていますか?

聞いたことがないという方がほとんどではないでしょうか?

ペットショップで販売されているのも見かけませんよね。

「豆柴なら知っているけど」「小豆柴なんていう犬種は知らない」

そんな声が聞こえてきそうですね。

豆柴よりも小さいサイズの柴犬になりますが、「かわいそう」「失敗では?」と言われているようなのです。

ケロっぴ
ケロっぴ
可愛いのにどうして?

その理由は、交配方法にあるんだとか。

販売するブリーダーにも問題があることが多いようで、小豆柴はかわいそうだとか失敗だとか、そんな声が上がっているんですね(/_;)

一体どんな交配方法なのか、本当に失敗なのか、かわいそうと言われる理由について調査してみました!

 

小豆柴がかわいそう&失敗と言われる理由は?

小豆柴について調べようとすると、検索ワードに「かわいそう」という言葉がたくさん出てきます。

失敗だという声も多く聞かれ、「小さくて可愛らしい小豆柴を飼いたい!」と思っても気になってしまいますよね。

小豆柴はなぜそのように言われているのか、4つの理由があることがわかりました!

  1. 小さすぎて奇形と言われている
  2. 十分な量の食事を与えられず、大きくならないように育てたと言われている
  3. 病気になりやすい、先天性疾患が出やすいとされている
  4. ブリーダーによっては近親交配で作出されている

また、このような偽物とも言える小豆柴ではなく、本物で健全な小豆柴はいるのかについても調査してみました!

 

小豆柴がかわいそう&失敗と言われる理由4つ!

小さくて可愛らしい小豆柴ですが、「かわいそう!」という声が多いのもまた事実。

なぜ、「かわいそう」「失敗」と言われているのか調べてみたところ、その理由は4つ!

どういうことなのか、1つずつ詳しく解説します!

 

小さすぎて奇形と言われている

小豆柴とは、豆柴サイズよりも更に小さな柴犬のことを言います。

その体重は、なんと成犬でも1.8~3kgでチワワとほぼ同等のサイズ!

豆柴の体重が4~6kgと言われているので、その半分くらいしかなく、かなり小さいことがわかります。

小さい=奇形ではありませんが、スタンダードな柴犬は8kg~12kgなので、そのあまりに小さすぎるサイズに「奇形だ!」という方もいるようです。

 

十分な量の食事を与えられず、大きくならないように育てたと言われている

悪質なブリーダーは、普通サイズの柴犬に厳しい食事制限をして大きくならないようにしている場合があります。

これは、豆柴でも小豆柴でもなく、十分な栄養が与えられていない為、発育不良で成長できないだけです。

本物の小豆柴は、遺伝子レベルで小さいのでそんなことをする必要はなく、「食事制限してください」などと言われた場合は悪徳ブリーダーと言って間違いないでしょう!

 

病気になりやすい、先天性疾患が出やすいとされている

過度な食事制限をされて育った犬が病気になりやすくなるのは当然。

小さくするために小型の洋犬(チワワやポメラニアン)遺伝子を交配する悪質ブリーダーもいて日本犬にはあまり見られない先天性心疾患が出やすくなる場合もあるのだそう。

そもそも、このような犬は本物の小豆柴とは言えません。

 

ブリーダーによっては近親交配で作出されている

健康な小豆柴を作出するには、両親共に小豆柴であることが前提です。

しかし、サイズが安定することだけに重点を置いて、極近親交配を繰り返す悪質なブリーダーも多いのだそう(>_<)

近親交配を繰り返すと、重篤な遺伝疾患が出やすい、虚弱体質、気性が荒い、などのリスクが高くなります。

ケロっぴ
ケロっぴ
犬にとっても良くないよね。

小豆柴がかわいそう&失敗と言われている理由4つをご紹介しました。

では、すべての小豆柴がそうなのでしょうか?

次の頁で詳しく調査していますので、ぜひご覧ください!

 

本物で健全な小豆柴はいる?

小豆柴がかわいそうと言われるのは、上記のような繁殖方法や食事制限で大きくならないようにして育てられた子が多いから。

そのような犬は、“本物の小豆柴”とは言えず、偽物と言っても過言ではないでしょう。

とは言え、すべての小豆柴がそうだという訳ではありません。

中には、遺伝子レベルで小さい柴犬同志を、健全な交配と飼育によって育てた”本物の小豆柴もいるということを理解しておいて頂ければと思います。

ケロっぴ
ケロっぴ
健康で問題ない小豆柴もいるんだね!

しかし、豆柴や小豆柴はまだ安定した繁殖ができる状況にはありません。

ですから、日本犬の主要な登録機関(ジャパンケネルクラブ、日本犬保存会、天然記念物柴犬保存会)では独立した犬種として正式には認められていないのです。

今では正式な犬種として知名度もあるトイプードルでさえ、認められるまでには長い年月がかかりました。

もしも豆柴や小豆柴が犬種として認定されることがあるとしても、まだまだ先のことになりそう。

しかし、“小豆柴”ではありませんが、日本社会福祉愛犬協会(KCジャパン)でのみ、“豆柴”と認定された血統書を発行しています。

こちらの血統書が発行されている犬舎の小豆柴(豆柴)であれば、健全な犬と思って大丈夫でしょう。

 

小豆柴のヤバい交配方法から販売までを調査!

前半でも少し触れましたが、小豆柴が「かわいそう」と言われている理由の一つとして、交配方法が挙げられます。

ヤバいと言われている交配方法は2つ!

  1. 近親交配による作出
  2. 小型の洋犬との交配による作出

どういうことなのか、後半で詳しく解説していきたいと思います!

   

小豆柴の交配方法は本当にヤバイのか調べてみた!

小豆柴は、とても希少なので購入するとなればかなりの高額になります。

お金儲けのことだけを考え、犬の体や健康状態のことは二の次という悪質なブリーダーでは、「ヤバい」と言われるような方法で交配が行われていることは否定出来ません。

また、更に悪質な業者になるとポメラニアンやチワワのような小型洋犬と交配した子犬を小豆柴だと偽って販売することもあるようです(-“-)

柴犬とさえ言えない、ミックス犬を偽って高額で販売するなど言語道断ですが、犬に罪はありませんからね((+_+))

では、1つずつ見ていきましょう。

 

近親交配による作出

小豆柴は「無理な繁殖を繰り返して小さいサイズにしている」と批判されることもありますが、その一つがインブリードと呼ばれる近親交配。

親と子、兄妹のような遺伝子的な関係が非常に強い、血縁の近すぎる交配で生まれた子犬になります。

このような犬は、サイズも安定する確率が高く、他の良いところも多く引き継いでいる可能性が高いです。

その反面、先天性の病気や奇形、発育トラブルなどのリスクもかなりあるということ!

犬の健康を第一に考える、信頼できるブリーダーなら、この問題に慎重に向き合った交配をしているはずです。

 

小型の洋犬との交配による作出

当たり前のことですが、小豆柴とは純粋な“柴犬”であることが大前提!

それにもかかわらず、小型の洋犬とのミックス犬を小豆柴として販売しているブリーダーも存在します。

柴感が強く出ている場合、小豆柴風の見た目になることも多いんだとか。

しかし、子犬の頃はわからなくても、大きくなるにつれて違和感が出てきて「奇形?」と感じるような見た目になることも。

不安になって調べてみると、実はミックス犬だったということもあるそうなので注意が必要です。

 

健全な小豆柴を迎え入れるには?販売方法を調査!

ヤバい交配方法で作出された、健康や性質に不安のある小豆柴、もはや柴とも言えない“小豆柴モドキ”が横行している中でも、健全な小豆柴は存在します!

犬のことを第一に考え、健全な小豆柴を繁殖させているブリーダーさんもいるのです。

本物で健全な小豆柴を育てているブリーダーは新富士野荘さん!

成犬時の標準体高はオス27cm、メスが25cmと定められていて、極小豆柴をもとに永年の研究・改良、莫大な投資と努力によって作出された健全で本物の小豆柴です!

小豆柴という名称は、新富士野壮によって商標登録されており、それ以外の犬舎は使用できません。

新富士野壮以外のブリーダーが小豆柴を販売していたら、それは偽物だと考えて良いでしょう。

ケロっぴ
ケロっぴ
そうだったんだ。

もちろん、豆柴よりも小さい柴犬を健全に繁殖させる努力をされているブリーダーさんは他にもいます。

小粒豆柴犬として、商標登録をされて販売しているのが大分豆柴犬牧場

こちらの柴犬たちも健全に作出され、日本豆柴犬協会で極小豆柴犬として認定されていますので、小さな柴をお探しならぜひ覗いてみてはいかがでしょうか?

ケロっぴ
ケロっぴ
信頼できるブリーダーなら安心だね!

悪質なブリーダーに騙されない、確実に小さな柴を迎えたいなら、こういった信頼のおける犬舎で、販売されている小豆柴(極小豆柴)をおすすめします!

大分豆柴犬牧場

公式サイト:https://mameshibaken.jp/

所在地:大分県大分市本神埼字中山146番5

 

まとめ

ここ数年で柴犬の人気はすっかり定着しましたが、中でも注目を集めているのが小豆柴!

小さいサイズが求められる理由は、日本の住宅事情にあります。

集合住宅や賃貸住宅などでは超小型犬を飼う家庭が多く、チワワとほぼ同サイズである小豆柴の需要が増えているんだとか。

しかし、「失敗だ」とか「かわいそう」だとか、そんな声が聞こえてくることに不安を感じていた方も多いのでは?

その理由としては2つ!

  1. 血縁の近すぎる交配や食事制限をするなどの育て方問題があるブリーダーがいる
  2. ミックス犬を小豆柴と偽って販売している

このような場合があることがわかりました。

しかし、かわいそうでも失敗でもない、健全な素晴らしい小豆柴もいるんです!

犬のことを第一に考えているブリーダーさんであれば、安全な交配方法で食事制限もなく育てているので安心して迎え入れることが出来ますね^^

気になる方は、今回ご紹介させて頂いた”遺伝子レベルで小さい、健全な子犬”を販売している犬舎に問い合わせてみてはいかがでしょうか?