陽気で飼いやすいと人気上昇中のビションフリーゼ。
今回はそんなビションフリーゼを里親として迎え入れる方法をご紹介していきます。
犬の保護団体などは全国に沢山ありますが、今回は場所を関西地域に絞り調査してみました。
保護団体では様々な事情により飼えなくなった犬や、劣悪な環境の元にいた犬を一時的に保護しています。
また、新しい家族との出会いの場所として譲渡会を開催しているのをご存知でしょうか?
譲渡会には子犬から成犬だけでなく、老犬や障害を持った犬までいろいろなワンちゃんがいます。
しかし、譲渡会で気に入ったワンちゃんに会えたとしても、すぐに連れて帰ることが出来ないのです。
実は、里親になる為には保護団体が定める条件をクリアしたり、必ず事前準備が必要になってきます。
その他、手続きや費用の面など、わからない事も意外に多いですよね。
そこで実際に譲渡会でビションフリーゼの子犬をお迎えする場合に、必要な準備や手続き、費用の事まで調査しましたのでぜひご覧ください。
Contents
【関西地域】ビションフリーゼの成犬や子犬の譲渡会場所を紹介!
【運命の赤い糸見〜つけた❤️】昨日里親様が決まったビションフリーゼのアメッタちゃん💕のお迎えにきて下さいました😆繁殖犬🐶だったアメッタちゃん😢はこれから家庭犬🐶としての生活が始まります😂これからアメッタちゃん❤️をどうぞよろしくお願い致します🙇♂️いっぱい幸せになってね✨卒業おめでとう🎉 pic.twitter.com/suvCVs5MGN
— hogokencafe_tenjin (@hogokencafeten1) September 10, 2021
「里親」という言葉はみなさん聞いた事あるでしょうが、実際に譲渡会などに行かれた人はそれほど多くないのではないでしょうか。
ペットショップでは可愛い盛りのビションフリーゼの子犬がたくさん売られています。
しかし、譲渡会には子犬だけでなく、成犬や心に傷を負っている子もいるんです。
子犬を産むためだけに生かされてきた、家族の愛情に触れたことのないビションフリーゼもいるでしょう。
そんな犬との出会いの場である、譲渡会を定期的に開催している団体をいくつかご紹介していきます。
特定非営利活動法人 動物愛護団体 ANGELS
動物愛護団体 エンジェルズから子犬を引き取った。
名前はミルク
これからよろしくね🐾 pic.twitter.com/BWYyIGOLhh— 直之 (@JgIKNaoyuki) May 15, 2022
はじめにご紹介しますのは、「特定非営利活動法人 動物愛護団体 ANGELS」。
こちらの団体は、関西地域に拠点を置き、様々な事情で行き場をなくした犬や猫の保護をしています。
そして、「殺処分ゼロ」を目指しているのです。
たとえ動物と言えども人間の法律で命を絶ってはいけない。
一人ひとりが「小さな命を救う」意識が必要。
この目的意識を持った仲間が集まり結成されたのが、「動物愛護団体 ANGELS」です。
また、大阪府と滋賀県にシェルターを持ち、そちらの施設で定期的に譲渡会を行なっています。
いつもビションフリーゼがいるとは限りませんので、事前に問い合わせてから足をお運びくださいね。
また、譲渡会で里親になる場合には、一定の条件と費用がかかります。
詳細は下記ホームページにてお調べください。
- 特定非営利活動法人 動物愛護団体 ANGELS
- 大阪シェルター 大阪市旭区赤川2-10-19エンジェルズ動物病院
- 滋賀シェルター 滋賀県高島市今津町酒波1186-2
大阪リコンディショニングセンター
anifareでは、全国3箇所目の「福岡リコンディショニングセンター」を2022年5月に開設致しました❗️
建物面積200坪を超える日本最大規模のシェルターであり、屋内運動場、屋外運動場、ドッグバス、トリミング室を備えて保護犬にとっての快適なお家として運営して行きます🐾 pic.twitter.com/k05JE9ngxV
— anifare (@anifare_jp) May 31, 2022
次にご紹介するのは、「大阪リコンディショニングセンター」。
こちらは、大阪、福岡、東京の3カ所に拠点を持ち、保護犬の命を救う事を目的として、譲渡活動をしている動物福祉団体です。
保護犬の5つの自由をより高い水準で満たしてくださる方に保護犬を譲渡していきたいと考えています。
5つの自由とは
- 飢えと渇きからの自由
- 不快からの自由
- 痛み・傷害・病気からの自由
- 恐怖や抑圧からの自由
- 正常な行動を表現する自由
毎週末、譲渡会を開催していますので、ビションフリーゼの子犬がいるのか事前に確認してみると良いでしょう。
- 大阪リコンディションニングセンター
- 大阪府豊中市庄内栄町5丁目11-5 1F
保護団体は事前にトライアル期間がある!
西八王子保護犬カフェにいるエアちゃんです。 #ビションフリーゼ #里親 pic.twitter.com/6sJ3As6Zmf
— あやもん (@ayakichi_0224) September 2, 2018
譲渡会場で、気になるビションフリーゼに出会ってもすぐに里親になれるわけではないのです。
実際に迎え入れると決断した場合、大抵の保護団体は事前にトライアル期間というのを設けています。
トライアル期間とは、これから始まる新しい家族との相性を確かめる為の時間です。
保護団体によって期間に違いがありますが、2週間前後のトライアル期間を設けている所が多い様ですね。
そして、お互いの相性も良く、一緒に生活できると里親側と、保護団体側が判断した場合に晴れてビションフリーゼの里親になれるという訳です。
その後、実際に里親になる為の手続きや準備を始めます。
保護団体から里親になろうと考えている方は、ぜひ覚えておいてくださいね!
ビションフリーゼの里親になる手続き費用や準備物は?
初めてのケーキを目の前にした風太( ˙꒳˙ )
#保護犬
#保護犬風太
#うちのこ記念日 pic.twitter.com/RT9ghTufZz— ひよこの旦那 (@hiyomusubi) October 19, 2022
関西地域でビションフリーゼと出会えそうな譲渡会をご紹介しました。
保護犬の里親になるのって正直大変そう。
そう思う人も多いかもしれませんね。
保護されたという事は、様々な事情があってのことだと思います。
傷ついていて、なかなか人に心を開かない子もいるでしょう。
だからこそきちんと考えてもらいたのです。
もう二度と行き場を無くすという事がないように、里親になるために必要な費用の事や事前準備をしっかり整えてからお迎えしましょう。
里親になる費用は約70,000円!
本日後ろ足の悪いビションの女の子に里親様が決まりました✨
いっぱい遊んでもらってね😍#ビションフリーゼ #里親 #譲渡会 #cocoroの里 pic.twitter.com/nPatgDSUak— COCOROの里 (@cocoronosato) July 4, 2020
里親としてビションフリーゼの子犬を迎える場合、ペットショップとは違い、費用がかからないと思っている人も多い様です。
しかし、犬自体の譲渡費用はかかりませんが、諸費用がかかります。
内訳としては
- 畜犬登録料
- マイクロチップ挿入費用
- 医療費(検査費用含む)
これらの費用が掛かります。
保護団体により違いはありますが、1万5.000~10万円程の費用を設定している団体が多い様です。
また、寄付金としてお金を納める事を引き取り条件にする団体もあります。
子犬から飼うには事前準備でケージが必要!
保護犬(恐らくイングリッシュポインター)の里親になることになり、お迎えできる環境の準備中。つるつるだったフローリングの上にフロアタイルを上貼りし、玄関には脱走防止用ゲートをDIYで作って設置。 pic.twitter.com/5CT4MAalSs
— 兆麻-かずま- (@cocoichiro_) May 18, 2019
ビションフリーゼの子犬を里親に迎えることが決まったら、快適に過ごしてもらうための事前準備が必要です。
こちらでは、実際に必要なものをまとめてみました。
- キャリーバッグ(お迎えに行く時などに入れる為)
- ケージ
- 食器(ごはん、水入れ用)
- ペットシーツ・トイレ
- 首輪又は胴輪
- リード
- 普段から食べているドッグフード
- 耳掃除などのケア用品
- 爪切り
- おもちゃ(ボール、ぬいぐるみ、など以前からよく遊んでいた物)
- 犬の飼育に関する本など
ざっと書き出しただけでこれだけの物が必要になります。
その中でも、ケージは子犬を飼うためには必須です。
きちんとケージで区切りをつけないと子犬が危ないものを口にしたり、外に飛び出す恐れがありますよね。
子犬を迎え入れるなら、事前に必ずケージは用意しておきましょう。
その他、フィラリアの時期だと予防薬なども忘れてはいけません。
また、慣れない新しい生活では体調を崩しやすいので、かかりつけに出来そうな動物病院なども探しておくと良いでしょう。
まとめ
遊ぼー🐶 いろんなおもちゃを持ってきて遊んでアピールしてきます。#ビションフリーゼ #犬のいる暮らし pic.twitter.com/uP2cgq3jbC
— 今日のソフィーちゃん💖 (@kyonosofychan) October 14, 2022
今回はビションフリーゼを里親としてお迎えする方法をご紹介しました。
ビションフリーゼの子犬に出会う場所として、関西地域で開催されている譲渡会の情報を2か所ご紹介しましたが、他にもいろいろな場所で開催されていますよ。
譲渡会では、子犬から成犬までたくさんの可愛いワンちゃんが新しい飼い主さんとの出会いを待っているでしょう。
そして実際に里親になるためには、細かい手続きや費用もかかります。
費用は約7万円ほどするので、やはり無料で引き取るのは難しいようですね。
ペットショップで迎え入れるより手続きや譲渡条件などが細かく、その条件が少し厳しいと思うかもしれません。
しかし、犬を飼うとは、その犬に何があっても全て受け入れるということです。
特に保護犬は一度飼い主さんとお別れしたり、過酷な状況で生活していた子も少なくありません。
もう二度と悲しい思いをさせない様に、どうか一時の感情だけで決めずに、家族や同居人全員が納得して迎えられるように話し合いましょう。
そして、飼育に必要な物の準備だけでなく、飼い主さんの心の準備もしっかり整えてから迎え入れてくださいね。