ラブラドゥードルと言えば、大型のミックス犬の中でも特に人気の高い犬種になります。
この犬種は、ラブラドールレトリーバーとスタンダードプードルを掛け合わせていますので、とても学習能力が高く、頭が良いのが特徴です。
活発で明るく、人懐っこいので家庭犬として理想的と言えるでしょう。
また、有名タレントさんの愛犬として飼われていることでも有名ですね。
ミックス犬と言っても、ラブラドゥードルは他のミックス犬とは大きく異なります。
純血種として固定する為のブリーディングが進められており、これは「オーストラリアン・ラブラドゥードル」と呼ばれており、血統書も発行されているんですよ。
大型犬同志の交配種なので、成犬ともなればかなりの体重になりますね。
いくら大型犬とは言っても、肥満体型では健康にも問題が出てきてしまいます。
子犬の頃から適正な食事や運動をさせ、定期的に何キロかチェックするなどして、肥満にならないよう予防していくことが大切です。
ラブラドゥードルの成犬の適正体重は何キロ位か、月齢ごとの理想的な体重の推移とは?肥満とはどのような状態なのか、その予防法などをご紹介していきます。
Contents
ラブラドゥードルの成犬の体重は何キロが適正?
❾
ラブラドゥードルが欲しい😭
ぬいぐるみみたいでおっきくなっても可愛い🥰
プードル混ぜてもなお残るレトリバーの顔が可愛い←わかる人はわかる#犬好きさんと繋がりたい #ミクチャ #MODECON #RTが審査対象になっています #RTお願いします pic.twitter.com/QENjVFV6gX— MOeKO@おどけ箱🎭🎪🤹♀️ (@MoCo_Lmtr1962) October 27, 2020
ラブラドゥードルは、成犬になると3つのサイズに分けられます。
ミニチュア・ミディアム・スタンダードとあり、順に大きくなっていくということを知っておいてくださいね。
このサイズによって、ラブラドゥードルの適正体重にはそれぞれ違いがあります。
3つのサイズの適正体重について、詳しく見ていきましょう。
ラブラドゥードルの成犬の適正体重が何キロかというと23~30キロ!
今日訪問先の玄関開けたら飛びついてきた犬。ラブラドゥードルって犬種。でかいトイプードルかと思った。スタンダードサイズとミディアムサイズ2匹。ラブラドールとプードル他の交配種らしい。ぬいぐるみみたくて可愛かったけどドスンって重量感やばかった!笑笑。※画像はネットで拾ったやつ。 pic.twitter.com/eqApzxgFAz
— たなか あさみ (@tanaka_asami) September 10, 2019
上記で記載したように、ラブラドゥードルの適正体重はサイズによって違いがあります。
一番小さなサイズのミニチュアでも体重は7~13キロ(体高は35~42センチ)で、中型犬程度のサイズに成長するんですよ。
ミディアムは体重13~20キロ(体高43~52センチ)、スタンダードなら体重は23~30キロ(体高53~63㎝)になると言われています。
とは言え、元々ラブラドゥードルは、ラブラドールレトリーバーとスタンダードプードルという大型犬同志で交配されていますので、大型犬のイメージが強いのではないでしょうか。
一番大きなスタンダードの適正体重は23~30キロとされていますので、その範囲内であれば適正体重と考えて良いと思います。
「もしかして、うちのコは太りすぎかな…?」と心配されている飼い主さんは、参考にしてみてくださいね。
33キロ以上だと肥満だと診断される!
はじめまして、オーストラリアンラブラドゥードルのルルです🐶
これからよろしくお願いします☺️🤍#ラブラドゥードル #ドゥードル #子犬 #もふもふ部 #わんこ好きな人とつながりたい pic.twitter.com/ShiQ7vTbMF— Lulu (@lulud_oodle) October 31, 2022
ラブラドゥードルに限らず、犬も人間と同じように肥満と診断される基準があります。
どんな犬種であれ、理想体重の10~15%を超える場合とは肥満と診断されると考えてよいでしょう。
ラブラドゥードルの場合、一番多いサイズのスタンダードの適正体重は23~30キロですから、体高にも寄りますが33キロを超えている場合は肥満を疑うべきかもしれません。
同じように計算すると、ミディアムは22キロ以上、ミニチュアなら14.3キロ以上は肥満と診断される可能性が高いと言えるでしょう。
もちろん体重だけではなく、見た目や触ってみることも判断基準の一つになります。
標準体重と判断する目安は、以下の条件を満たしていることです。
- 上から見たときに腰にくびれがあること
- 背中を触った際に肋骨に触れることが出来ること
- 見た感じに適度な脂肪が付いていること
逆に、肥満体型だと判断する目安は、
- 上から見たときに腰にくびれがない
- 背中を触っても肋骨に触れることが出来ない
- 明らかに脂肪が付いていて太っていること
となります。
ここまでの状態ではなくとも、見た目からやや脂肪が付いていて腰のくびれがなく、肋骨に触れられるか微妙な感じ、ということもあると思います。
このような場合は、肥満とまではいかないにしても「過体重」と言えますので、気を付けた方が良いでしょう。
文字で説明するよりも、ビジュアルとしてわかりやすいガイドラインとして、>>「ボディ・コンディション・スコア」(通称BCS)というものがあります。
出典元:わんちゃんホンポ
こちらを指標にしてチェックしてみるのもおススメです。
月齢ごとの体重推移や肥満の予防法を知ろう!
左、生後3ヶ月
右、生後9ヶ月
足からはみ出るほど、ふてぶてしく成長しました。#オーストラリアン・ラブラドゥードル#オーストラリアンラブラドゥードル#ラブラドゥードル#ドゥードル pic.twitter.com/31EoLgSjEb— Yuhki Shirai(白井裕紀.) (@yuhkiswm) April 21, 2021
ラブラドゥードルの子犬を飼い始めるのなら、月齢ごとの適正体重を知っておいた方が良いでしょう。
一旦、肥満体型になってしまうと、ダイエットをさせて標準体重に戻すのは至難の業ですよね…
子犬の頃から、適正体重をキープするようにすることが大切です。
ラブラドゥードルはラブラドールレトリーバーとスタンダードプードルを掛け合わせたミックス犬なので、大きくなるのは当たり前だと思っているかもしれません。
しかし、気づいた時には肥満体型になっている可能性もあります。
時々、体重測定をしてチェックしてあげてくださいね。
健康を維持していく為にも、肥満にならないよう、日ごろから予防しておくことが必要です。
ラブラドゥードルの月齢ごとの体重推移を紹介!
ワクチン接種のため来院してくれたJojoちゃんは海外のブリーダーさんから譲っていただいたそうです😄
お母さんが、ミディアムって聞いてたのに24kgにも成長するとは思いもしなかったわ〜💦って。両親犬より大きくなっちゃったJojoちゃんでした😆#右京動物病院 #嵐山 #ラブラドゥードル #京都市 pic.twitter.com/nmeTsBZmJW
— 右京動物病院ARASHIYAMA (@UKYOARASHIYAMA) September 16, 2022
ラブラドゥードルは、比較的新しい犬種であり、ミックス犬ということもあるので、月齢ごとの詳しい体重推移はあまり知られていません。
純血種としての認定犬種ではない為、詳しい情報を得るのはなかなか難しいかと思います。
ラブラドゥードルの起源であるラブラドールレトリーバーとスタンダードプードルの体重推移を見てみましょう。
月齢 | ラブラドールレトリーバー | スタンダードプードル |
2ヶ月 | 4~7kg | 2.0~3.0㎏ |
3ヶ月 | 5~10kg | 4.5~6.0kg |
4ヶ月 | 9~15kg | 6.0~8.0㎏ |
5ヶ月 | 11~20kg | 9.0~11㎏ |
6ヶ月 | 14~23kg | 12~14㎏ |
7ヶ月 | 17~26kg | 14~15㎏ |
8ヶ月 | 19~28kg | 15~16㎏ |
9ヶ月 | 21~30kg | 16~17㎏ |
10ヶ月 | 23~32kg | 17~18㎏ |
11ヶ月 | 25~35kg | 18~19㎏ |
12ヶ月 | 19~20㎏ | |
18ヶ月 | 20~25㎏ |
子犬の時の体重差が既に倍くらいありますね。
成犬になった時にミニチュア・ミディアム・スタンダードのどのサイズに属するようになるのか、個体差もあると思いますので、こちらの表を参考にしてみてください。
肥満の予防法はズバリ食事管理!
【犬のダイエット食、どうすればいい?】
食事の全量を減らさずに、食材の比率を変える方法があります❣️☑️野菜の比率を増やし、炭水化物の比率を減らす
☑️たんぱく質の比率を少し減らす食事のかさは減らさずにヘルシーにできるという、手作りごはんならではのやり方です✨ pic.twitter.com/o8Yh7qZVvH
— smile dog (@smiledog_tokyo) September 15, 2020
犬の肥満を予防する為には、人間と同じようにカロリーを考えて食事を与える、適度な運動を取り入れる、ということが必要です。
適切な量の食事と運動をさせて、月齢に合った適正体重をキープしておくことが大切です。
もっとも基本的であり、尚且つ最善で取り入れやすい方法は食事管理でしょう。
間食のおやつの分も考慮した一日の総食事量を管理することです。
ワンちゃんがおねだりしてきたから、可愛いから、と言って与えすぎは禁物!
健康で長生きして欲しいと願うのであれば、どんなにねだられても断固として食事の管理は不可欠です。
ワンちゃんの食事は一日に1~2回と言われています。
ですが、「少しぽっちゃりしてきた」「ダイエットした方がいいかも」と思ったら一日分の量を、回数を増やして与えるのも一つの方法です。
食事の際には消化吸収の為のエネルギーロスが発生するので、回数を増やせば脂肪の蓄積を減らすことになります。
もちろん、食事管理だけでなく、併用して適度な運動を取り入れることも大切です。
散歩の距離を伸ばしたり、坂道や階段のあるコースにしてみたりして運動量を増やしてあげるのも良いと思います。
ボール遊びやおもちゃを使って遊んであげるのも、ワンちゃんにとっても楽しく幸せな時間を過ごせることでしょう。
ただし、ダイエットの為とは言っても、太り気味の犬や高齢犬の場合、心臓や関節に負担がかかりやすいというリスクがあります。
様子を見ながら少しずつ無理のない範囲での運動をさせるようにしてくださいね。
まとめ
ラブラドゥードルの近況報告がありました!!
生後4ヶ月で20キロ超えたそうです
これは大きくなりますね😄 pic.twitter.com/altl5mk8FV— Crystal HasMara Dogs (@crystalwolfdogs) August 8, 2021
ラブラドゥードルの成犬は、何キロくらいが適正体重で、肥満を予防する為にはどうしたら良いのか詳しくご説明してきましたが、いかがだったでしょうか?
子犬の頃から、月齢ごとに推移していく体重をしっかり把握して、成犬になった時に肥満にならないように予防していくことが大切だということがご理解頂けたことと思います。
子犬のうちは、「何キロになったかな?」と適正体重を保って推移していくように管理してあげてくださいね。
健康な成犬に育ち、長生きしてくれることが飼い主さんにとっても何よりの幸せですよね。
ラブラドゥードルに関しての情報はネットでもまだまだ少なく、飼い主さんやこれから飼おうかなと思っている方へお役に立てれば幸いです。