犬の豆知識

犬のダニは自然に取れる?見つけたら取り方はあるの?

犬 ダニ
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外へ散歩に出かけたり、外出したりすると、飼い犬にダニが付着してしまう恐れがあるかと思いますが、犬にダニが付着した場合、ダニは自然に取れるものなのでしょうか?

犬にダニが付着しているのを見つけたら、どのような取り方をすればいいのか、気になる所ですよね。

ケロっぴ
ケロっぴ
ダニはどうやって取ればいいんだろう。

犬に付きやすいダニは自然に取れるのか、そして、ダニを見つけたらどのように対処すればいいか、取り方などをまとめてみました。

 

犬のダニは自然に取れる?

犬に付着したダニは吸血後、自然に取れるようですが、取れたとしても、吸血された時点で感染している可能性が高いようなんです。

ケロっぴ
ケロっぴ
ダニが自然に取れても手遅れなんだね。

そこで、犬にダニが寄生しないようにするためには、日頃から予防しておくことが大切で、特に以下の3つについて解説していきます。

  • 目視だけではなく犬の体を触ってチェック
  • 定期的なブラッシング
  • ダニ除けグッズを使う

 

ダニは自然に取れてもすでに感染している可能性が高い!?

犬とアウトドアを楽しむ際に、特に注意したいのがダニの一種のマダニです。

マダニは満腹になるまで吸血すると、自然に離れていきますが、その期間は数日から、長い場合は10日程に及ぶこともあります。

マダニが吸血し始めて2日後から、犬の体内へ移り始めるため、吸血開始から比較的早い段階で感染するのではないかと考えられているんだとか。

このように、ダニが吸血後に自然に離れたとしても、吸血された時点で感染している可能性が高く、1匹でもダニを発見した際には、速やかに適切な処置が必要になります。

もし、動物用医薬品の予防薬を1ヵ月以内に投与している場合は、寄生後48時間以内にマダニが死ぬ可能性が高いそうなんです。

ケロっぴ
ケロっぴ
ダニの予防薬は効果があるみたいだね。

自然落下するか、付着していても突けばポロっと落ちることが多いでしょう。

ただ、寄生していた犬の体からダニが離れても、しばらくダニは生きることができるため、仮に振り落とされて下へ落ちても、次の体へ移ることもあるようです。

 

ダニが付かないように日頃の予防が大切!

犬にマダニが寄生しないようにするためには、日頃から予防しておくことが大切で、予防方法としては、次の方法が挙げられます。

ケロっぴ
ケロっぴ
予防対策実践してみよう!

 

目視だけではなく犬の体を触ってチェック

マダニは、目視だけではなかなか見つけることができないため、犬の体に優しく手を沿わせて、小さな出っ張りや、しこりのようなものがないかをチェックするようにしましょう。

吸血したマダニの場合、膨れ上がって小豆ほどの大きさになることもあり、触って気になる箇所があったら、その部分の皮膚を目視で確認してください。

ケロっぴ
ケロっぴ
早めに見つけて対策を!

炎症を起こしている箇所がないかどうかの、発見の手がかりにもなりますよ。

マダニは、特に耳、目、鼻、口周り、胸部、内腿、肛門周囲など、被毛の少ない所に寄生しやすい傾向があるため、こうした箇所は、特に念入りにチェックしましょう。

 

定期的なブラッシング

散歩後にブラッシングをすることで、被毛についたマダニを落とすことができます。

ケロっぴ
ケロっぴ
ブラッシングは毛玉取りにも良いからね。

ただ、室内でブラッシングをしてしまうと、家の中にダニが落ちて、生き延びてしまうことがあるため、玄関先や屋外でブラッシングをしてから、家に入る方が良いでしょう。

 

ダニ除けグッズを使う

市販の虫除けスプレーや、マダニ除け効果のある首輪などの活用も予防につながり、特に、体への負担が少ない天然成分を使用したグッズがおすすめですよ。

ケロっぴ
ケロっぴ
ワンちゃんに合うダニ除けグッズに出会えるといいね。

他にも対策予防法として、他の犬と接触する機会が多い場所を訪れる際には注意したり、生活スペースの清潔を保ち、定期的なシャンプーや耳掃除をしたりするのも有効的でしょう。

 

犬のダニを見つけたら取り方はあるの?

ダニは病原体を持っている可能性があるため、指でつまんで潰さないように、ピンセットや、お酢を含ませたコットンで取るようにしましょう。

ケロっぴ
ケロっぴ
慎重に取り除こう!

ただ、無理してダニを取ろうとすると、炎症や病気につながる恐れがあるため、動物病院で取ってもらうことをおすすめします。

 

ピンセットやコットンを使って潰さないように取ろう!

基本的に、飼い主がダニを取り除くことはおすすめしませんが、緊急時や、病院での処置内容を理解するためにも、適切にダニを取り除く方法について紹介していきます。

まず、マダニは病気を媒介することがあるため、見つけたら駆除は必須ですが、慌てて潰してしまわないように外すことが大切です。

ダニの正しい取り方

  1. 消毒をした先端の細いピンセットを用意する(専用のピンセットもある)。
  2. ダニの口だけが残らないように力を均一にかけ、ゆっくりと上に持ち上げて取り除く。
  3. ダニに咬まれた部位は、消毒用のアルコールや石鹸などでしっかり洗い流す。

ダニを一匹取り除いたとしても、他のダニが寄生している可能性があるため、駆除薬を使用して、確実に体のダニを除去するようにしましょう。

ケロっぴ
ケロっぴ
駆除薬はワンちゃんの目に入らないように注意しようね!

ダニが病原体を持っている可能性を考えて、指でつまんだり潰したりして取ることは、絶対にしないでくださいね。

 

動物病院でダニを取ってもらうのがおすすめ!

犬の体にダニが付いているのを見つけたら、慌ててすぐに取ってあげたくなるかと思いますが、無理して取ると、炎症や病気につながる恐れがあります。

付着したダニは、皮膚上に強く固定されているため、無理に取ろうとすると化膿や炎症の原因となってしまうのです。

ケロっぴ
ケロっぴ
頑丈なダニは取るのが難しそう。

そのため、飼い主自身で対処するのではなく、なるべく動物病院に連れて行って、適切な方法で取り除いてもらうようにしましょう。

 

まとめ

犬に付着したダニは、吸血後に自然に取れるようですが、吸血された時点で感染している可能性が高いため、自然にダニが取れる前から、予防が大切なんですね。

ダニを見つけたら、どのように取るかについては、指でつまんで潰さないように、ピンセットやコットンを使用した取り方をするようにしましょう。

ケロっぴ
ケロっぴ
自分の体もワンちゃんの体も守ろう!

ただ、犬に付着したダニを見つけたら、どうしても慌ててしまい、取り方に誤りが出ることもあるかと思います。

炎症や病気につながる恐れがあるので、なるべく動物病院で取ってもらうようにして下さいね。