犬を飼われている方なら“虹の橋”という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
よくペットを亡くした人にかける言葉として、「虹の橋を渡った」などという表現が使われていますよね。
虹の橋が本当にあるのなら、いつ渡るのかも気になるところ。
実は、この“虹の橋”の元ネタは、アメリカから世界中へと広まった散文詩なのだそう。
最近まで作者不明だったというこの詩に、そもそも全文は本当にあるのでしょうか?
ペット、特に犬を飼っている方、これから飼おうと考えている方には、“犬の十戒”と合わせてぜひ知っておいて頂きたいです。
犬の視点で書かれた作者不詳の短篇詩“犬の十戒”は映画の題材にもなっており、ご存知の方も多いでしょう。
ペットを亡くした人にかける言葉としてよく耳にする“虹の橋”の全文がどんな内容で、誰が作ったのか、愛犬は虹の橋をいつ渡るのか、詳しくご紹介していきます^^
Contents
虹の橋【全文】は本当にある?
#シュナウザー
ご近所さんが歴代
虹の橋渡った相方 たちを
書いてくれた夢でもいいから
みんなに会いたいよ! pic.twitter.com/1HgUZsGPUS— 西鉄 (@nininic21) November 12, 2023
ペットが亡くなった時によく使われる「虹の橋を渡る」という表現。
この”虹の橋“というのは、アメリカから広まった散文詩に出てくるものであり、もちろんちゃんとその全文もあります!
イギリス・スコットランドに住む芸術家で動物愛好家の女性、エドナ・クライン=リーキー氏が愛犬メイジャーの為に60年以上前に書いた詩です。
長い間、作者不明とされてきましたが、美術史家・作家であるポール・コウドゥナリス氏の懸命な調査により、2023年に判明!
コウドゥナリス氏が、ここまで調査を行った理由としてこう語っています。
「亡くなったペットを悼むときにこれほどよく使われる詩が、作者不詳のままであるということが納得できなかった」
この“虹の橋”の詩が広まったきっかけは、1994年2月に新聞の有名なコラムである「アビーおばさんの人生相談」に読者が送ったことなんだとか。
60年以上も前に書かれたものが、インターネットを通じて欧米から全米に、そして世界へと広まっていったのはすごいことです!
この詩がいかに人々の心を打ち、救ってきたのかということがわかりますね!
多くの方の心に寄り添う「虹の橋」はこんな詩!
昨日亡くなった愛犬にいつも買ってる花屋さんでお花買った!!
色合いが可愛い!!
これで、明日虹の橋🌈に行けるね!今日帰ったらちょっと毛をカットして、おやつやご飯もたくさんつめて、、、
明日の準備しよう!! pic.twitter.com/7i71aWfxPc
— あかね@また来年 (@k_aka_m) November 20, 2023
愛犬は、家族の一員として大切な存在です。
いつかはいなくなってしまうなんてことは、考えたくありませんよね。
しかし、その日がやって来てしまうのは避けられないこと(/_;)
ペットを飼っている方なら、誰しもペットロスになる可能性があります。
そんな時、悲しい気持ちに寄り添い、慰め、そして寂しさを和らげてくれるのが“虹の橋”の詩です。
この詩の内容を和訳・独自に私の解釈で要約しました。
人間より寿命の短いペットたちは亡くなった後、虹の橋のたもとで仲間たちと楽しく遊びながら、飼い主との再会を待っています。
時が経ち、やがて飼い主のあなたも亡くなる時が訪れ、虹の橋のたもとへ辿り着くのです。
そこで再開したあなたとペットは再会を果たし、固い絆で結ばれ、一緒に虹の橋を渡って行くのでした。
ペットロスで苦しんでいる方にとって、死後にペットと再会する希望を持つことができ、心が救われる手助けになっていると言われています。
虹の橋はいつ渡る?
皆さん、おはようございます😊
かいです▽・x・▽
りく兄ちゃんと生年月日が全く同じで、僕達と仲良しのサスケ君が空へと旅立ちました。
8年前に初めて一緒に遊んだ時の写真には、モモちゃんヴィヴィちゃんサスケ君そしてりく兄ちゃんもいるのに。
きっと今頃虹の橋のたもとで仲良く遊んでいるよね😌 pic.twitter.com/s9DIMLCTCn— おとぼけレトリバー りく&かい&はる (@otoboke_riku) November 12, 2023
ペットが亡くなった時、「虹の橋を渡った」という表現をすることがありますが、この“虹の橋”の詩に沿って考えるのであれば、それは間違いということになります。
虹の橋を渡るのはペットが亡くなった時ではなく、飼い主である人間が亡くなって、虹の橋のたもとで再会を果たした時ということですね!
ですから、ペットが亡くなった時の表現としては、「虹の橋のたもとへ旅立った。そこでわたしが来るのを待ってくれている」というのが正しいと言えるでしょう。
このように考えると、ペットロスの心も少し癒されるような気がしますね(*´▽`*)
虹の橋の全文からペットを亡くした人にかける言葉を紹介!
モモさんは虹の橋🌈🐶に旅立ちました
なんだか昨日から視界が滲みっぱなしですが徐々に上げて⤴️いきます🙏#秘密結社老犬倶楽部天国支部 pic.twitter.com/c3nryxZU3J
— クロくま (@kurokuma110cc) November 17, 2023
前半をお読みいただき、”虹の橋“の詩がペットを亡くした方々の心をたくさん救ってきたということがお解り頂けたのではないでしょうか?
それでは、虹の橋の全文から、ペットを亡くされて辛い思いをされている方にかけたい言葉をご紹介していきましょう!
- 虹の橋のたもとでは、ペットたちは食べ物も水も用意された暖かい環境で快適に暮らしている。
- 老いや病気から回復し、ケガや障害があった子も丈夫な体になって、仲間たちと活き活きと駆け回り、夢のように過ごしている。
- あなた(飼い主)が亡くなった時、そこに辿り着き、愛するペットは全力であなたの元に駆けつけてくれる。
- ペットと再会したあなたは、もう二度と離れることなく、一緒に虹の橋を渡って行く。
ペットロスに悩む方がおられたら、これらの言葉をかけてあげると希望と元気が湧いてくるかもしれませんね!
虹の橋での再会を信じることでペットロスの心が救われる!
虹の橋から絵葉書届いたわ pic.twitter.com/EcZBBb4wC7
— ぷるころ (@pull_colo) November 14, 2023
後半の初めに、虹の橋全文の中からペットを亡くした方にかけたい言葉をご紹介しましたが、どうお感じになられたでしょうか?
この詩は宗教の考えに基づいたものではなく、架空のお話ではありますが、ペットロスを経験した方に小さな希望と元気をくれる物語であることは間違いありません。
多くの国の方に、様々な言語によって語り継がれているのがその証拠と言えるでしょう^^
犬を飼われている方なら、次に紹介する“犬の十戒”と合わせて知っておくと、もっともっと愛犬に対する想いが溢れてくるのではないでしょうか?(o^―^o)
犬と暮らすなら知っておきたい!「犬の十戒」と「虹の橋」
sungoが家にやってきたのは
2005年のクリスマス
それから16年と13日…
sungoは静かに旅立っていきました。
俺は、犬の十戒ちゃんと守れてたかな?
晩年はさみしい思いいっぱいさせてごめん
でも最期はちゃんと看取る事ができてよかったよ本当に今までありがとうな
また逢えるから虹の橋で待ってて🌈 pic.twitter.com/YWTDYL13QY— sungo (@am305) January 7, 2022
犬は、家族の一員であると思っている方は多いことでしょう。
それならぜひ知っておきたいのが“犬の十戒”!
“犬の十戒”というのは、作者不詳のまま世界に広まった短編詩です。
世界に伝わっている英文の詩ですが、日本では翻訳のニュアンスで少し異なっているものがいくつか浸透しています。
その内容は、犬の視点から飼い主に向けた「10のお願い」で構成!
ペットとして飼われることとなった犬が飼い主に向けて、望ましい関係が語り掛けられている“犬の十戒”は犬との暮らしで心がけるべき事が詰まった教科書のようなもの!
犬と暮らしている方やこれから暮らそうと思っている方にはぜひ知っておいて頂きたいです!
“犬の十戒”を知ることで、愛犬を一生幸せにする覚悟を持ってください。
“虹の橋”を知ることで、愛犬がその短い生涯を終えた時にその心を癒し、希望を持つことが出来るでしょう!
まとめ
犬の十戒とか虹の橋とか読んでるともう泣けて泣けてしゃーない。いまの仕事もちゃんとやらなきゃいけない、送り出してくれる周りの人たちも大切にしなきゃいけない、でも愛犬も大事、人間の勝手な都合でそばにいてあげられないけど、大事なんだよな pic.twitter.com/VDkhPPLbEZ
— ミス・オバケ (@yms_bc) September 14, 2014
ペットを愛する皆さんにぜひ知っておいて頂きたい、“虹の橋”と“犬の十戒”をご紹介しました!
犬を飼っている方への教科書のような詩が犬の十戒。
翻訳が少し違うものがいくつかあるこの詩をぜひ、いろいろなサイトで全文読んでみてください^^
また、ペットを亡くした人にかける言葉として、有名なのが“虹の橋”。
虹の橋をいつ渡るのか、わたしも全文を読んで初めて知りました!
「よく聞くけど、虹の橋はいつ渡るの?本当にあるの?」
という疑問を持つ皆さんの答えにもなったでしょうか?
犬を飼っていれば、ペットロスになってしまう可能性、そしてその日が来るのが恐い気持ちは常に持っているものですから、虹の橋は本当にあると信じたいですね!
ペットを亡くした人にかける言葉を探している方は、この詩を教えてあげるのも良いかもしれませんよ。
“虹の橋”の全文もいろいろな翻訳で書かれたものがありますから、犬と暮らす方はぜひ読んでみてくださいね^^