真夏の中、室内で留守番している犬にエアコンはもったいないのでしょうか?
電気代を気にする人が多くいるようですが、本当に留守番をしている犬にエアコンはもったいないのか、考えてみたいと思います。
暑さ対策は、エアコンだけではなく、扇風機や氷も人と犬が一緒に使えて経済的です。
エアコンに扇風機、飲み物や氷は、かなり前から使われています。
工夫次第で節約もできますし、暑さ対策のペット用グッズも今は豊富なんですよ!
ぜひ、最後まで読んで、ペットとの快適な生活に役立ててください。
Contents
犬にエアコンはもったいない?
エアコンの風がよく当たる場所から離れない犬。暑い日が続くので犬の為にもエアコン付けましょう。特に小型犬やシニア犬は室内でも熱中症になることがあるので。扇風機じゃダメ、エアコンだ。 pic.twitter.com/Ly0D2H0pDf
— もも (@momodog22) June 29, 2018
一日中部屋で過ごす室内犬のために、エアコンをつけるのはもったいないでしょうか?
結論から言いますが、もったいなくありません!
今回は、留守番中にエアコンをつけっぱなしにしていると、電気代がいくらになるかも調べてみました。
命のことを考えると、決してもったいない金額ではありません。
そう言い切れる根拠、調査結果をこれから詳しく述べたいと思います。
犬も熱中症になるのでエアコンはもったいなくない!
人間だけでなく、ペットも熱中症になります。犬や猫は体温を調整する力が弱く、暑さや高い湿度が苦手です。高温になる自動車内などは特に注意して下さい。また、室内飼いでも①エアコンで室温を調整する②扇風機で空気を循環させる③飲み水を多めに置くなど、熱中症対策を忘れずに。 pic.twitter.com/zgJpziMkSd
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) August 12, 2019
犬の留守番中に、熱中症で死亡したという事例がたくさんあることから、留守番中のエアコン代は全然もったいなくありません。
電気代高騰の今、犬のためにエアコンをつけることで、費用がかさむと感じる人もいますよね。
室内と言っても、空気の循環、日射や湿度はそれぞれ違うものです。
人間は薄着をしたり、冷たいものを食べたりして我慢できるので、犬だって我慢できるはずだと勘違いしている人がいます。
犬が短毛だとしても、熱中症にはなりますし、室内犬の方が免疫や暑さ、湿度に弱いことをもっと知ってもらいたいです。
車のエアコンをつけたまま、閉じ込められたワンちゃんが死亡した事例もあります。
米国の警察犬が熱中症で何頭も死亡しており、海外や日本の警察、世の中も、危険性を身近に感じていることをわかってほしいですね。
犬を飼っていなくても、犬のためにエアコンをつけることを批判されると悲しくなってしまいます。
なにより、留守番という飼い主さんがそばにいない時に、危険な状態になる不安があれば、対策が必要です。
人間と同じように愛情を注ぐなら、犬の性質を把握し、体調管理をしてあげるのが飼い主の勤めではないでしょうか?
犬のためにエアコンをつけっぱなしにしている人も多い!
ワンちゃんと夏の留守番でNGな行動🙅1⃣
✅エアコンをつけない
最高気温が25℃を超える日はエアコンをつけっぱなしにする。設定温度は18~25℃が目安✅エアコンの人感センサーをオンにする
人の動きを察知して動作を調節する機能だが、犬には反応せず停止する場合があるためオフにしてから出かける。 pic.twitter.com/QpPPOMLCD9— 犬が飼えない犬好き🐶♥️ (@makitan0516) June 29, 2022
留守番中の犬のために、エアコンをつけっぱなしにしている人は多くいるんです!
電気代の大幅な値上げがあったり、エアコンの省エネ機能があるかないか、電力プランはどうしているかなどで、一日エアコンをつけても各家庭で電気代は違います。
一概には言えませんが、1カ月24時間フル稼働しても、7千円~1万円ぐらいプラスです。
ペットは大事な家族なので、エアコンをつけっぱなしにしている人は多いのが現状です。
犬は人とは違い、汗をかけず、体温調節が難しいことから、犬が暑いと感じる気温は22度からと言われています。
逆に冷えすぎてしまうと、人と同じく体調を崩しちゃうんです。
気温は25~26度が適温で、50%以下に除湿をするのが、犬の環境にはおススメ!
人と同じで個体差や犬種、年齢で違いがあるので、ご自身のワンちゃんにあった設定にしてあげましょう。
もしエアコンをつけずに熱中症で病院にかかるようなら、電気代より高い数十万という費用がかかってしまうこともあります。
最悪の場合、手遅れになる可能性すらあるんです。
普段から観察し、何時ぐらいに室内が暑くなるか、タイマー、温度、除湿機能を活用すると、電気代はそれほど高くなりません。
エアコンだけでなく、別の暑さ対策をしている飼い主さんもたくさんいるので、色々試してみましょう!
犬にエアコン以外の暑さ対策で扇風機と氷を使ったおすすめの方法もご紹介!
首ポケットに保冷剤を入れて、冷凍した犬用ゼリーを持って、暑さ対策は万全です! pic.twitter.com/Zkq6aBGZDf
— やわらかハートポイント (@yawarakahp) July 28, 2023
エアコン以外の暑さ対策として、最近はペット用の暑さ対策グッズなども、たくさん販売されています!
ですが、わざわざペット用のグッズを買わなくても、これまで使っていた扇風機、保冷剤、氷などを上手に活用できることも調査でわかりました。
様々な対策について、これから詳しくご紹介するので、最後までお読みください♪
経済的な負担を減らすとともに、ペットへの愛情、体調管理は大切だということがわかると思います。
暑さ対策に扇風機と氷を使ったおすすめの方法もご紹介!
これは朝から2時間お外で運動してやっと電池が切れた犬(冷房ガンガン扇風機ブンブンの首元保冷剤の氷食い)
体力おばけよ…… pic.twitter.com/jCAki3ncE5— ヤマザキコレ (@EzoYamazaki00) July 26, 2022
まずは、ほとんどの家にある、扇風機と氷で暑さ対策する方法をご紹介します。
- 扇風機に保冷剤をつけて使用する
- 氷をビニール袋に入れて体にあててあげる
- ペットボトルに水を入れ凍らせたものをタオルにくるんであててあげる
このように、家にあるもので暑さ対策をすることも可能です!
息遣いが荒かったり、ぐったりしそうな時は、すぐに氷をビニール袋に入れて体にあててあげてください。
タオルで氷を覆うと氷枕にもなります。
エアコン使用時にも工夫できることがあるんです!
留守番中は、エアコンの風向きだけでなく、扇風機やサーキュレーターを活用し、空気の循環をすると、温度を下げ過ぎずに快適なお留守番になります。
一緒にいるときは、ペットボトルに水を入れ凍らせたものあててあげたいところですが、直接犬の肌に触れないようにタオルで保護してから使用してください。
暑いと溶けてしまうので、短時間用ですが、タオル越しでもひんやりとして過ごしやすくなります。
また、定期的な水浴びもお手軽で、気化熱で体温を下げることができるのでおすすめです♪
犬が自由に動き回れる留守番にするより、多少ゲージなどで動ける範囲を絞って、そこで快適な場所を犬が選べる状況にしてあげると、冷房の効きすぎも防げます。
私の知り合いは、普通の水で氷を作るのではなく、犬用のミルクを凍らせて、少しずつあげていました。
よかったら参考にしてみてください♪
暑さ対策にひんやりグッズを使うのも効果的!
ホームセンターとかで売ってる犬グッズってLサイズが大きな小型犬サイズなんよな
これはひんやりマット(L)を枕として使うワンコ pic.twitter.com/0HhlpBcE3O— macro🐢 (@macrokattunk) August 6, 2023
最近はペット用の暑さ対策グッズも工夫されており、ひんやりグッズを使うのも効果的です!
- 冷却マット(ジェルマット)
- ネッククーラー
- ひんやりベスト(クールベスト)
- ペット用シャワー
- ペット用プール
- ペット用冷却スプレー
- 犬用シャーベット
安いものは数百円~数千円で買うことができるので、1つ持っておくといいかもしれません。
人用の保冷剤を使うこともできますが、そのままだと犬が噛んで中身を誤飲する危険があります。
犬用ベストに入れたり、バンダナにくるむなど工夫すると安心です♪
冷却マットやクールマット(ベッド)も、気に入ってくれれば長く使えますよね!
本当にいろいろなグッズがあり、エアコン代以上のグッズも存在しました!
費用よりも、愛犬が快適に過ごせるほうが大切だと思うので、自分に合った選択肢を選んで、ワンちゃんの暑さ対策を行ってください♪
まとめ
今日も無事に夜散歩終了!扇風機2台、犬用ひんやりシート、蚊取り線香、氷ペットボトル、おやつ、ライト、光首輪!準備万端にしていく。熱中症は飼い主の責任なんだから、絶対にならないようにしなきゃね。明日も頑張ろうね! pic.twitter.com/RX7Sf1qhAM
— ハイッチ (@mairoyuki) August 16, 2019
今回は、犬にエアコンを使うのはもったいないのか調査してお届けしてきました!
調査した結果、犬も人間と同じく熱中症になる可能性があるので、エアコンを使うのはもったいないことではありません。
それでも電気代は高くなっているので、節約をするための暑さ対策に、扇風機と氷を使ったおすすめの対策もご紹介しているので、参考にしてください♪
また、扇風機と氷を使った方法以外にも、犬の暑さ対策に使えるひんやりグッズもご紹介しています!
今年の夏は厳しいので、人も犬も熱中症にならないように、暑さ対策をしていきましょうね。