犬の豆知識

子犬の噛み癖がひどい時は?甘噛みと本気噛みの見分け方&しつけ方法!

子犬 噛み癖
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犬を飼っていると、子犬の頃に噛み癖がひどいことで、悩まれる飼い主が多いのではないでしょうか。

ケロっぴ
ケロっぴ
強く噛まれると痛いよね。

甘噛みや本気噛みと、噛み癖と言っても種類があると思いますが、子犬の噛み癖がひどい場合のしつけ方があれば、知りたいですよね。

甘噛みと本気噛みの見分け方も気になるところですが、そんな噛み癖の見分け方やしつけについて、まとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

子犬の噛み癖がひどい時は?

子犬の噛み癖がひどいのは、実は飼い主の方が、噛まれやすい状況を作っている可能性があるのです。

ケロっぴ
ケロっぴ
飼い主側に原因が!?

噛み癖がひどい時の対応策について、3つ紹介していきます。

  • フードを使う
  • 椅子に座る
  • 犬の顔を強く撫でない

 

子犬が興奮して噛まれやすい状況を作っている!?

子犬のひどい噛み癖は、興奮と関連しており、興奮しなければ、指をハムハムと甘噛みする程度ですが、興奮することで、本能的に強く噛むようになります。

特に子犬は、放置すれば興奮する生き物で、年齢的に、飼い主が意図的に落ち着かせようとしないと、興奮してしまうと思った方が良いでしょう。

ケロっぴ
ケロっぴ
子犬は遊び盛りだからね。

それに加えて、手をおもちゃにして噛ませてしまっている場合は、手が近づいた瞬間、興奮のスイッチが入りやすくなり、手の接近に対して噛むということが多くなります。

このように、人間の動きを観察すると、噛まれるような原因が見えてくるのです。

噛まれる原因となるような例を挙げてみましたので、身に覚えがないか考えてみましょう。

  • 犬が自由にしている時に、飼い主が床で寝転がっており、犬は飼い主の顔がすぐそばにあることで、噛み放題の状態。
  • 噛まれた時に「痛い痛い!」と騒ぎながら逃げ回り、飼い主が、噛めば走り回るおもちゃのようになっている。

犬にとって、刺激的な状況を作れば、当然興奮して噛まれ続けることになるので、飼い主自身の行動に目を向け、興奮させるような状況になっていないか、確認するのが大切ですね。

 

噛み癖がひどい時の対応策を紹介!

噛む行動を止めるためには、過剰な興奮をさせずに、落ち着かせるためのしつけを行うことがポイントで、噛む行動を予防することが大切です。

そこで、噛まれた時や噛み癖がひどい時に使える対応策について、まとめてみました。

ケロっぴ
ケロっぴ
参考にして試してみよう!

 

フードを使う

フードを手に持ち、フードの方に集中させます。

フードをお皿から一気に与えるのではなく、フードを手から少しずつ与えるようにしてみると、犬はフードに集中し、落ち着いて噛みにくくなるのです。

 

椅子に座る

床に座っていると、人の顔や手などが、犬の目線近くになり、噛まれやすくなります。

興奮した犬を払いのけようと、手を出せば余計に興奮させるため、移動し椅子に座ることで、犬の目線と人の目線に高低差がつき、興奮しにくくなりますよ。

 

犬の顔を強く撫でない

犬の顔付近は、目・耳・鼻・口と感覚器官が集中しており、その顔を強く撫でるのを繰り返すと、犬に噛まれやすい傾向があります。

手が近づくだけで「またやられる」と思い、ドキドキして過剰に興奮させることに繋がってしまうため、注意しましょう。

 

【子犬の噛み癖】甘噛みと本気噛みの見分け方&しつけ方法!

子犬の噛み癖として、甘噛みと本気噛みがありますが、その見分け方について解説していきます。

ケロっぴ
ケロっぴ
どんな違いがあるんだろう?

また、噛み癖のしつけ方法としては、以下の2点を根気強く行うようにしましょう。

  • 落ち着きのしつけ
  • 発散のしつけ

 

甘噛みと本気噛みの見分け方を解説!

甘噛みは、子犬に多く見られ、犬が遊びの一環として、もしくは、関心を引くことを目的に、優しく噛むことを指します。

もともと、犬同士噛み合って取っ組み合い遊びをして、犬同士のコミュニケーションを覚えますが、そうした遊び行動を、飼い主に対しても行っている状態が、甘噛みなのです。

顔を目掛けて甘噛みされたり、皮膚の柔らかい所を噛まれたりすると、出血する程の怪我に繋がることがあるため、甘噛みといえど、注意が必要でしょう。

ケロっぴ
ケロっぴ
興奮してると甘噛みでも強く噛んじゃうよね。

甘噛みをする場合は、おもちゃを生き物のように動かし、おもちゃを噛むように注意を逸らすのが効果的。

また、甘噛みをしたら、遊びをやめて無視を続けることで、手足を噛んだら遊んでもらえないことを学習して、甘噛みが治まることもあります。

甘噛みに対して本気噛みとは、犬が自分自身を守るためや、大切な資源を守るため、相手(飼い主等)を威嚇して制御しようと、強く噛みつく場合を指します。

遊びではなく、しっかりとした意思表示を行うための噛みつきです。

噛みつく前に、後ずさりする・唸る・鼻の頭にしわを寄せる・唇をめくって歯を見せるなどの行動が見られることがあります。

そのボディランゲージを無視して、犬の嫌がることをしてしまった時に、本気噛みすることが多いでしょう。

本気噛みが見られる犬に対しては、時間をかけて慣らすなどの対応が必要ですが、素人では犬のボディランゲージを読み切れず、大変危険です。

ドッグトレーナーなどに相談し、監督してもらうのがおすすめ。

 

落ち着きと発散のしつけを根気強く!

噛み癖のしつけは、落ち着きのしつけと発散のしつけを、なるべく子犬のうちから始めると良いでしょう。

ケロっぴ
ケロっぴ
子犬の頃からのしつけが大事!

 

落ち着きのしつけ

興奮させないように、落ち着くためのしつけで、基本的な方法としては、叱る時の言葉を、家族同士で統一して決めておくことです。

叱る言葉は、「痛い」「いけない」「止め」など、短く分かりやすい言葉が良く、家族全員が、同じ言葉で声のトーンは低く、子犬の目をしっかり見て叱るのがポイント。

そして、叱られて子犬が口元を緩めたり、噛むのを止めたりしたら、必ず褒めてあげましょう。

私が飼っている愛犬も、興奮すると噛んでくる時がありますが、「ダメ!」と強い口調で言うと、噛むのから舐めるようになります。

その後、しっかり褒めてあげなかったので、しっかり褒めてあげることを忘れずに、接していきたいですね。

 

発散のしつけ

適切な興奮や活動を行うための、適切な物を噛むしつけで、人の手や足を噛まれないように、適切な物を噛ませるようにします。

引っ張り合いをするロープや、ボール・コングといった知育トイなどを活用し、十分に噛ませるようなしつけをしましょう。

しつけは、噛まなくなるまで、根気強く何度も繰り返して行うことが大切です。

 

まとめ

子犬の噛み癖がひどいのは、飼い主側が、子犬を興奮させて噛まれやすい状況を作っている可能性があることがわかりました。

噛み癖がひどい時の対応策については、様々な方法があり、どれも一度試してみる価値がありそうですね。

ケロっぴ
ケロっぴ
それぞれに合った方法が見つかると良いな。

また、子犬の噛み癖には、甘噛みと本気噛みがあり、見分け方に注意しながら、対応やしつけが必要です。

甘噛みと本気噛み、それぞれの見分け方を参考にしながら、落ち着きと発散のしつけを、根気強く行っていきましょう。